| 種別 | 論文 |
| 主題 | T型有孔ばりの開孔補強方法に関する実験研究 |
| 副題 | |
| 筆頭著者 | 藤原雅志（日本国土開発） |
| 連名者1 | 柳沢延房（日本国土開発） |
| 連名者2 | 清水 泰（東京都立大学） |
| 連名者3 | 津村浩三（東京都立大学） |
| 連名者4 | |
| 連名者5 | |
| キーワード | |
| 巻 | 10 |
| 号 | 3 |
| 先頭ページ | 607 |
| 末尾ページ | 612 |
| 年度 | 1988 |
| 要旨 | はじめに 鉄筋コンクリート造有孔梁の耐震性能に関する研究は現在迄に数多く行なわれており、特に、せん断耐力を検討した実験資料は多くのものが見られる。また、それらを基にして文献[1]のせん断耐力算定式(広沢式)等数種類の耐力推定式が提案されている。しかしながら、シアスパン比(M/Q・D)が2.0を超える比較的大きな曲げ長さを有する梁に対して、大きな変形下での繰り過し加力を行ない、その変形性能に主眼を置いて検討した資料は少ない。更に、せん断耐力算定式として使用頻度の高い広沢式もシアスパン比が大きな所で他の範囲に比較して安全率が比較的大きくなっている事等も指摘されている。本研究は以上の事項に留意して、シアスパン比が2.3と比較的長く、曲げ破壊がせん断破壊に先行して生じる様に設計されており、大きな変形性能が期待出来得る梁の中央部に、直径が材せいの3/10の円形開孔をあけた場合の影響に関して、逆対称応力の多数回繰り返し静加力実験を行なった結果をまとめたものである。 まとめ 鉄筋コンクリート造有孔梁の耐震性能に関してその変形性能に主眼を置いて、比較的大きな曲げ長さの梁を用い、大きな変形下での繰り返し加力実験を行なったが、その結果試験体は全て曲げ破壊をしており、開孔の影響は小さく変形性能に関しても殆ど問題が無い事が確認された。 |
| PDFファイル名 | 010-01-2108.pdf |