| 種別 | 論文 |
| 主題 | 繰り返し荷重を受けるRC橋脚における耐力の低下に関する解析 |
| 副題 | |
| 筆頭著者 | 伊藤圭一（徳島大学大学院） |
| 連名者1 | 島弘（徳島大学工学部） |
| 連名者2 | |
| 連名者3 | |
| 連名者4 | |
| 連名者5 | |
| キーワード | |
| 巻 | 11 |
| 号 | 2 |
| 先頭ページ | 275 |
| 末尾ページ | 280 |
| 年度 | 1989 |
| 要旨 | はじめに RC部材が交番繰返し荷重を受ける時、曲げ降伏後、変形がある値まで進んだ時に終局状態をむかえ、耐力が低下する。RC橋脚の耐震性を評価するにあたり、その復元力持性において、耐力が低下し始める点および低下する度合いを知ることが重要である。現在まで、繰返し荷重を受けたRC橋脚がどこまで変形することができるかという靱性については、数多くの研究がなされており、種々の靱性率算定式が提案されている。また、RC橋脚の終局時の破壊メカニズムについても、種々の条件によって分類されている。しかし、いずれも実験的なものであり、繰返しの影響を受ける構成材料の応力−ひずみ関係から、RC橋脚の破壊メカニズムを解析的にとらえるまでには至っていない。本研究では、繰返し載荷により曲げ破壊するようなRC部材をとりあげ、耐力の低下の原因を構成材料であるコンクリートと鉄筋の挙動に注目し、定量的にコンクリートと鉄筋の応力−ひずみ関係のモデル化をおこなう。そして、そのモデルにより、終局時における繰返し載荷による破壊メカニズムを明らかにし、繰返し荷重を受けるRC橋脚における耐力の低下および耐力低下時の変形挙動を解析的に求めるものである。 結論 鉄筋の座屈およびコンクリートの繰返し荷重による抵抗応力の低下を考慮することによって、RC橋脚の終局時における耐力の低下と変形との関係を解析的に求めることができる。 |
| PDFファイル名 | 011-01-2045.pdf |