種別 論文
主題 結合材および骨材等が高強度コンクリートの強度性状におよぼす影響の検討
副題
筆頭著者 中根淳(大林組技術研究所)
連名者1 久保田昌吾(大林組技術研究所)
連名者2 三浦律彦(大林組技術研究所)
連名者3 一瀬賢一(大林組技術研究所)
連名者4  
連名者5  
キーワード
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先頭ページ 241
末尾ページ 244
年度 1990
要旨 まえがき
1000kgf/cm2を上回る高強度コンクリートを高強度化させる手法としては、(1)結合材の強化(2)高強度骨材の使用、(3)結合材と骨材との付着性の改善が上げられる。今日では高減水性混和材の著しい品質向上にともない、低水セメント比コンクリートの練混ぜが可能となり、結合材強化に寄与している。本報では、これら高性能減水剤・高性能AE減水剤を使用した水結合材比20〜22%の場所打ち高強度コンクリートにおいて使用骨材の種類が圧縮強度等といかなる関係にあるかを検討した結果について述べる。なお、結合材については前述の試験に用いる調合を定めるために検討したものである。
まとめ
本実験結果から1000kgf/cm2を上回る場所打ち高強度コンクリートに用いる結合材・骨材等について以下の事項が明らかとなった。(1)普通セメントにシリカフュームを10%置換させた場合の水結合材比の限度は19〜20%程度である。(2)本実験の練混ぜ条件によればシリカフュームの置換率は10%が適当である。(3)骨材の組合わせとコンクリート強度については、細骨材に丘砂を使用した場合は硬質砂岩、石灰岩、石英片岩などの粗骨材との組み合わせが良く、また粗骨材に石英片岩を使用した場合の細骨材としては、ボーキサイトが最も良く、石英片岩、丘砂がこれに続いている。(4)ボーキサイトは細骨材として使用した方が効率が良く、組合わせて使用する粗骨材の種類によっては、かなりの高強度が期待できる。
PDFファイル名 012-01-1040.pdf


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