種別 論文
主題 急速硬化促進されたコンクリートの極初期強度による長期強度および単位セメント量の迅速評価法に関する研究
副題
筆頭著者 加藤清志(防衛大学校)
連名者1 加藤直樹(浅野工学専門学校)
連名者2 湯沢敏雄(浅野工学専門学校)
連名者3 増川勲(日曹マスタービルダーズ)
連名者4  
連名者5  
キーワード
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先頭ページ 343
末尾ページ 346
年度 1990
要旨 まえがき
社会資本としてのコンクリート構造物の耐久性および強度の信頼性確保の重要性は、全世界的な課題であり、このための品質の合否の迅速な判定は、わが国内外を含め依然として根強く研究が行われている。一般に、品質評価時間は、生コンの運搬時間の関係上、60分以内と言われている。本研究は、従来の迅速評価法をふまえ、より迅速・簡易・無公害・安価・実用的で、精度よく特性値を求め得ることという社会的二ーズに対応できる、よりよい手法を示す。対象コンクリートとしては、吹付けコンクリートと普通コンクリートとを念頭におき、実験・考察した。
まとめ
従来の化学的、物理的、複合的各種の早期品質評価法に比し、安全・無公害・特別な知識や装置を要することなく、安価で、ほぼ普通の品質管理の手順に準じて急結材を添加し、ラソマーで強固に締固めるのみで、40分後に極初期強度を求めることができる。この低強度特性値は、普通および早強セメントコンクリートのほか、吹付けコンクリート等の短・長期強度、セメント水比、単位セメント量等と1次または2次の強い相関関係があることから、物性の迅速評価にきわめて有効であることを明らかにした。
PDFファイル名 012-01-1058.pdf


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