種別 論文
主題 脱水型枠シートがコンクリートの品質に及ぼす影響について
副題
筆頭著者 池永博威(千葉工業大学工学部)
連名者1 石神忍(千葉工業大学工学部)
連名者2 萩原忠治(竹中工務店技術研究所)
連名者3 牟田有宏(竹中工務店技術研究所)
連名者4  
連名者5  
キーワード
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先頭ページ 999
末尾ページ 1004
年度 1990
要旨 はじめに
コンクリート工事における工法の一つとして、1)初期強度の増加による型枠の早期脱型、2)型枠合板の転用回数の増加、3)コンクリートの密実化による耐久性の向上、4)打放しコンクリートの仕上がり状態の改善、5)コンクリート表面と仕上げ材と接着効果の向上などの目的で、近年脱水用シートを用いた脱水型枠工法の実施が特に土木工事を中心に増加の傾向にある。これに伴い発売されるシートの数も増えていて、2〜3のシートについてはコンクリートの品質が明らかにされているが、明らかでないものが多く、また脱水のメカニズムやコンクリートの品質向上の効果の大きさについても試験結果の蓄積が未だ十分であるとは言い難い。そこで、本研究では多種のシートを対象に施工性やコンクリートの品質への影響を比較して、同時にシートの使用箇所がコンクリートの品質向上の効果に及ぼす影響について検討を行った。
まとめ
(1)シートの種類によって施工性能やコンクリートの品質に及ぼす影響が異なるが、いずれのシートについてもコンクリートの品質が合板に比べて向上していることが認められる。(2)脱水によるコンクリートの圧縮強度の増加は5〜25%程度で、脱水量と圧縮強度の間にはある程度の相関が認められる。
PDFファイル名 012-01-1173.pdf


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