種別 報告
主題 各種骨材を用いたコンクリートの耐久性
副題
筆頭著者 依田彰彦(足利工業大学工学部)
連名者1 横室隆(足利工業大学工学部)
連名者2  
連名者3  
連名者4  
連名者5  
キーワード
12
1
先頭ページ 715
末尾ページ 720
年度 1990
要旨 はじめに
現在、我が国で使用されている種々の骨材を組み合わせたコンクリートについて目標とする材令28日圧縮強度(F28)を225kgf/cm2、スランプを18cm、空気量を4%とした材令3年までの耐久性、すなわち圧縮強度、ヤング係数をはじめ、屋外自然暴露と10%CO2促進試験による中性化深さと鉄筋の発錆状況、凍結融解作用に対する抵抗性、長さ・重量の変化率、耐熱性の程度を知ることを目的として実験研究したので報告する。
結論
材令28日圧縮強度・スランプ・空気量を同じにした各種骨材を用いたコンクリートの実験研究から次の結論を得た。a.セメント及び骨材種類によって強度発現の程度が多少異なる。b.材令28日以降においては20℃水中養生と屋外自然暴露は強度上、大差はない。c.ヤング係数は上記a.〜b.の傾向に似ている。d.中性化深さ及び凍結融解作用に対する抵抗性は、セメント種類では差違がほとんどないが、骨材種類では差違がある。e.鉄筋の位置まで中性化したコンクリートがなかったためか、鉄筋の発錆はいずれも認められなかった。f.屋外に放置した拘束供試体は膨張し、20℃・60%室に放置した自由供試体は収縮する。それぞれの長さ・重量変化率の差違はセメント種類では小さいが骨材種類では大きい。g.110℃の熱を受けると圧縮強度よりヤング係数の方が大きく影響を受ける。セメント・骨材の種類による差違は小さい。
PDFファイル名 012-02-1122.pdf


検索結果へ戻る】 【検索画面へ戻る