種別 論文
主題 多機能性はく離剤によるコンクリート表層部の改質
副題
筆頭著者 大濱嘉彦(日本大学)
連名者1 出村克宣(日本大学)
連名者2  
連名者3  
連名者4  
連名者5  
キーワード
13
1
先頭ページ 557
末尾ページ 560
年度 1991
要旨 はじめに
コンクリート及びモルタルの防水性並びに、塩化物イオン浸透及び中性化に対する抵抗性を改善するための混和剤として、アルキルアルコキシシランやアミノアルコール誘導体の利用が試みられ、これらを混和して用いることによって、コンクリート及びモルタルの強度発現に影響を及ぼすことなく、それらの耐久性が相当に向上することが報告されている。そこで、このような化合物を何らかの方法で、コンクリート打込みと同時にその表層部に含浸することができれば、耐久性に優れたコンクリートが容易に製造できるものと考える。そのような観点から、著者らは、これまで、シリコーン化合物を銅製型枠用はく離剤として使用することを試み、その使用によって、コンクリート表層部の改質が可能であることを明らかにしている。本研究では、コンクリート用多機能性はく離剤開発の基礎研究として、シリコーン化合物を主成分として調製した多機能性はく離剤をコンクリート型枠用合板に塗布し、モルタル成形時に、その表層部の改質を試みる。成形したモルタルの吸水、塩化物イオン浸透及び中性化試験を行い、多機能性はく離剤によるモルタル表層部の改質効果を検討する。
総括
以上の試験結果から推察すれば、シリコーン化合物を主成分とする多機能性はく離剤を使用することによって、モルタル及びコンクリート打込み時に、それらの表層部にはっ水層が形成されると共に、吸水及び塩化物イオン浸透に対する抵抗性を有する表層部が得られる。又、アミノアルコール誘導体を併用した多機能性はく離剤の使用により、それらの表層部には、中性化に対する抵抗性を付与することが可能である。なお、多機能性はく離剤塗布後からモルタル及びコンクリート打込みまでの期間がその性能に及ぼす影響、大型部材製造時の効果などについては、今後、更に検討を要するものと考える。
PDFファイル名 013-01-1093.pdf


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