種別 論文
主題 シアスパン比の大きい高強度鉄筋コンクリート耐震壁の静加力実験
副題
筆頭著者 松本和行(横浜国立大学大学院)
連名者1 壁谷澤寿海(横浜国立大学)
連名者2 倉本洋(横浜国立大学)
連名者3  
連名者4  
連名者5  
キーワード
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先頭ページ 819
末尾ページ 824
年度 1992
要旨 序論
高強度鉄筋コンクリート造建物の実用化を目標とした建設省総合プロジェクトの一環として、一昨年度に曲げ降伏型耐震壁のパイロット実験を行った。パイロット実験では、800kgf/cm2級のコンクリートと8000kgf/cm2級の鉄筋を用いて、せん断スパン比をパラメータとして高強度鉄筋コンクリート造耐震壁に特有の性状を明らかにした。本研究では、この結果を踏まえて、より現実的な600kgf/cm2級のコンクリートと7000kgf/cm2級の主筋を用いて、比較的シアスパン比の大きい4体の耐震壁の実験を行った。実験では、横補強筋比、縦筋比をパラメータとして、異なる変形レベルで壁板が圧縮破壊するように計画して、補強筋比が復元力特性(降伏点剛性、強度、靱性等)に与える影響を明らかにするとともに、せん断設計式および靱性設計の方法を検討した。
まとめ
高強度鉄筋およびコンクリートを使用した耐震壁の静加力実験を行い、以下の結果を得た。(1)本実験では、横補強筋の降伏あるいは壁板圧縮破壊によって脆性的な破壊を目標にした。NW−3ではR=1/100を過ぎた所でせん断補強筋破断、NW−4はR=−1/120で壁板の圧壊、NW−5、6は圧縮側下層部の壁板圧壊により脆性的な破壊が生じた。しかし軸力は十分に保持し安定していた。(2)壁板圧縮破壊時の対角方向の圧縮歪は全試験体で共通して0.2%をやや上回る程度であり、コンクリートの最大強度時の歪に概ね対応している。(3)曲げ終局強度略算式、およびν0=3.68σB.667B、cotφ=1.5としたせん断強度式が適用可能である。(4)累積塑性変形は、曲げ強度時せん断力のせん断強度に必要なコンクリート強度有効係数との関係において、νm0が小さいほど変形能力は大きくなる。
PDFファイル名 014-01-2142.pdf


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