種別 工学論文
主題 電気絶縁を目的としたエポキシ樹脂塗装鉄筋の大型電気構造物への適用
副題
筆頭著者 圷陽一(日本原子力研究所)
連名者1 大川慶直(日本原子力研究所)
連名者2 堀内誠(間組)
連名者3 辻恒平(茨城職業訓練短期大学校)
連名者4  
連名者5  
キーワード
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先頭ページ 775
末尾ページ 776
年度 1992
要旨 概要
本研究は、核融合実験炉建家の電気的障害の防止を目的とした電気絶縁鉄筋を検討し、その電気的絶縁性に関して実験を行なったものである。実験は、電気絶縁鉄筋の一例としてエポキシ樹脂塗装鉄筋を適用し、アルカリ溶液及びコンクリート中でのインピーダンス測定試験及び絶縁破壊試験を行なった。また、予想される劣化環境の試験として、機械的・電気的複合劣化試験、熱的劣化試験及び化学的劣化試験を行なった。あわせてコンクリートの付着性能試験、機械的継手部の絶縁性能試験及び継手性能試験も行なった。本研究より、エポキシ樹脂塗装した電気絶縁鉄筋は、鉄筋交差部のみを絶縁化した従来の方法に比べ、絶縁性能が大きく供用期間中に考えられる各種劣化環境に於ても十分な絶縁性能が維持されることを確認した。
結論
エポキシ塗装した電気絶縁鉄筋は、従来の絶縁方法に比べ絶縁性能が大きく、供用期間中に生じると考えられる各種劣化環境に於ても十分な絶縁性能を維持することが明らかとなった。本論の電気絶縁対策は、高度情報化や計測・制御システムの高度化に伴い、インテリジェントビル、磁気浮上式鉄道等の鉄筋コンクリート構造物の電気絶縁対策にも適用できるものと考えられる。
PDFファイル名 014-05-1132.pdf


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