種別 論文
主題 CPひびわれ幅法の表面ひびわれ解析への適用
副題
筆頭著者 石川雅美(東急建設)
連名者1 渡辺弘子(東急建設)
連名者2 梅原秀哲(名古屋工業大学)
連名者3 田辺忠顕(名古屋大学)
連名者4  
連名者5  
キーワード
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先頭ページ 1155
末尾ページ 1160
年度 1993
要旨 はじめに
CPひびわれ幅法は、コンペンセーションプレーン法を拡張して温度ひびわれの幅を算定する手法である。CPひびわれ幅法は、外部拘束の度合が比較的強く、発生するひびわれが貫通することの多い構造物を対象として、その開発及び検証が進められてきた。しかしながら一方では、温度ひびわれでも内部拘束が卓越するような場合もあり、このような場合には貫通ひびわれには至らず、ひびわれは表面部で止まっていることがある。例えば図-1に示すように、ダム等の非常にマッシブなコンクリートの表面部や、杭基礎あるいは柔らかい地盤上に直接打設されるスラブ状の構造物の表面部等に発生するひびわれである。本報は、貫通ひびわれを仮定したCPひびわれ幅法を、内部拘束に起因して発生する表面ひびわれに対しても適用できるようCPひびわれ幅法を変更し、その解析事例を示したものである。
まとめ
本報告では、これまで貫通ひびわれを対象として導出されてきたCPひびわれ幅法に対し、表面ひびわれについても通用でさるよう、その基本仮定を変更し、定式化を示すとともに解析のモデル化の際に留意すべき点についても紹介した。そして、鉄筋比、及び付着喪失等価領域lsをパラメータとしたFEM解析とCPひびわれ幅法による解析の比較から、両者の解析結果がほぼ一致するようにlcの値を同定し、これを示した。
PDFファイル名 015-01-1196.pdf


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