| 種別 | 論文 |
| 主題 | 鋼管で拘束された柱と、その隙間に充填した膨張モルタルの押抜きせん断耐力 |
| 副題 | |
| 筆頭著者 | 鎌田則夫（東日本旅客鉄道） |
| 連名者1 | 渡辺康夫（東日本旅客鉄道） |
| 連名者2 | 今井政人（東日本旅客鉄道） |
| 連名者3 | |
| 連名者4 | |
| 連名者5 | |
| キーワード | |
| 巻 | 15 |
| 号 | 2 |
| 先頭ページ | 485 |
| 末尾ページ | 490 |
| 年度 | 1993 |
| 要旨 | はじめに 既設構造物の直下を掘削して新しい構造物を施工する場合、新たに基礎を施工する必要が生じる。この既設構造物を支える工法(アンダーピニングという)の一つとして、ケミカルプレストレス締結方式がある。この工法は、柱を鋼管で覆い、柱と鋼管の隙闇に膨張モルタルを充填し、その膨張圧による摩擦力で上部構造を支えるものである。しかし、この工法は施工実績も少なく、また膨張モルタルの配合例も一種類のデータしか見当たらず、各々の膨張圧及びせん断耐力の挙動も定かではない。そこで、膨張材の使用量・鋼管厚さと鋼管半径の比(拘束比)・モルタル配合条件を変え、それぞれの膨張圧の測定、及び押抜きせん断耐力の確認をおこなった。 まとめ 1)押抜きせん断耐力は、膨張材使用量が多くまた接合面の処理をすることにより大きくなる。2)表面無処理とした場合、変形の進行とともに耐荷荷重はほぼ一定となる。3)表面処理をした場合の押し抜きせん断耐力は、膨張材を高配合(90kg/m3)とした場合や、無収縮材との併用をした場合は、柱コンクリートの強度に影響をうける。 |
| PDFファイル名 | 015-01-2081.pdf |