| 種別 | 論文 |
| 主題 | 高層PCa壁式ラーメン柱の力学的挙動に関する研究 |
| 副題 | |
| 筆頭著者 | 岡田賢一（日建ハウジングシステム） |
| 連名者1 | 槇谷栄次（関東学院大学） |
| 連名者2 | 丁豪（エヌケーエンジニアリング） |
| 連名者3 | 小澤健一（関東学院大学大学院） |
| 連名者4 | |
| 連名者5 | |
| キーワード | |
| 巻 | 15 |
| 号 | 2 |
| 先頭ページ | 677 |
| 末尾ページ | 682 |
| 年度 | 1993 |
| 要旨 | 研究目的 本研究は、HFW構法をプレキャスト化する事を目的とする「高層壁式プレキャストラーメン鉄筋コンクリート構法の開発研究」の一環として、11層の桁行方向のプレキャスト(以後PCaと略す)壁式フレームにおける第1層の中壁柱の脚部に対する構造性能を調べるため、片持ち加力方式による部材の曲げ・せん断実験を行った。これよりPCa部材の偏平率および敷きモルタルが力学的挙動に与える影響に関して調べる。また、壁式PCa柱の水平接合部におけるせん断抵抗メカニズムを摩擦力とダウェル力との累加で表し、実験結果との比較検討を行った。 まとめ (2)PCa試験体は一体打ち試験体と比較し、接合部においてずれ変位が大きいものの耐力的には一体打ちを上回り、靱性の高い挙動を示した。(2)敷きモルタルの断面を20%削った試験体についても、敷きモルタルの断面が100%の試験体とほぼ同等な挙動を示した。(3)曲げ降伏を生じたPCa部材接合部のせん断抵抗メカニズムに関して、接合部に生ずる曲げ圧縮合力と軸力方向による摩擦抵抗と圧縮領域にある鉛直方同接合主筋のダウェル効果を累加したせん断耐力式は、実験値とよく一致しており、終局強度式として評価できるものと考えられる。本実験に関して、ダウェル効果の占める割合は、10〜18%であった。 |
| PDFファイル名 | 015-01-2114.pdf |