種別 論文
主題 RC梁の曲げ破壊解析における寸法効果の取り扱いについて
副題
筆頭著者 上田英明(三重大学大学院)
連名者1 小池狹千朗(愛知工業大学)
連名者2 畑中重光(三重大学)
連名者3
連名者4
連名者5
キーワード
16
2
先頭ページ 335
末尾ページ 340
年度 1994
要旨 1.はじめに
筆者らは既報において、曲げせん断を受ける曲げ破壊終局型のRC梁の塑性変形挙動を実験的に調べ、塑性ヒンジ等価長さ(elp)等を定量的に明らかにするとともに、せん断および抜け出しによる材端変位の推定式を提案した。しかしながら、これらのモデルは試験体寸法が実大のおよそ1/5の梁について提案しているため、実構造物に適用するためには、寸法効果の影響を考慮する必要がある。本報では、筆者らの一部が既に行った実験に基づき、RC梁の塑性変形解析における寸法効果の取扱いについて検討する。
5.まとめ
1)RC梁の曲げ圧縮部を模擬したコンファインドコンクリートの応力-ひずみ関係は、式(1)および式(2)中のパラメータを適宜それぞれの曲線に対して設定することで、比較的精度良く表示できた。
2)本報で取り扱ったRC梁の塑性ヒンジ等価長さelpの値として、およそ1.5h〜2.0hの値が得られた。
3)RC梁の曲げ塑性変形挙動における寸法効果は、曲げ圧縮部のコンクリートの寸法効果を正確に入力すれば、定量的にほぼ推定することが可能であると思われる。
PDFファイル名 016-01-2055.pdf


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