種別 論文
主題 不規則に配置した開口を有するデッキプレート床スラブの補強
副題
筆頭著者 小森清司(長崎大学)
連名者1 永藤政敏(長崎大学)
連名者2 野間口英雄(長崎大学大学院)
連名者3 赤丸一朗(日鐵建材工業)
連名者4
連名者5
キーワード
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先頭ページ 431
末尾ページ 436
年度 1994
要旨 1.はじめに
デッキプレート合成床スラブは鉄骨建物に広く使用されているが、用途の多様化に伴い、様々な使用条件に合せて開口を設定する事が多くなってきている。筆者等は前々報に於いて、開口を1個有する場合、前報では複数の開口を規則的に有する場合や、せん断域に開口を有する場合などのデッキプレート合成床スラブに対して載荷実験を行い、簡便な開口補強法の検討を行った。そこで、本報では複数の開口を不規則な位置に設置した場合や、開口が近接していてそれぞれを単独で開口補強が出来ない場合の一括補強法を検証する為、鉛直載荷実験を行い開口部周りの補強法について、考察を行った。
6.結び
1)複数の開口を不規則に設置した場合でも、デッキプレートの谷部に補強筋を配する事によって開口に伴う終局時の耐力減を16%以内に抑える事が可能である。
2)開口が近接し、補強筋の定着長さが十分に取れず、個別の開口補強が出来ない場合には、複数の開口を一個の開口と見なして一括補強すれば、個別補強と同程度の補強効果を得る事が出来る。
3)試験体上面の主応力方向やひび割れ性状からみて、開口隅角部には斜補強筋を用いなくても、縦横筋のみの補強で局部破壊が防止可能であり、耐力も十分保持できる。
4)開口が有るスラブであっても、開口補強が十分で有れば、デッキプレート丈を割り増しする事によって剛性、耐力を割り増しする事が出来る。
PDFファイル名 016-01-2071.pdf


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