| 種別 | 論文 |
| 主題 | 長締め高力ボルト引張接合による混合構造の柱はり接合部の弾塑性挙動 |
| 副題 | |
| 筆頭著者 | 山添裕（大阪工業大学大学院） |
| 連名者1 | 西村泰志（大阪工業大学） |
| 連名者2 | 南宏一（福山大学） |
| 連名者3 | |
| 連名者4 | |
| 連名者5 | |
| キーワード | |
| 巻 | 16 |
| 号 | 2 |
| 先頭ページ | 1241 |
| 末尾ページ | 1246 |
| 年度 | 1994 |
| 要旨 | 1.序 近年、建設コストの合理化、経済性の視点から、柱は鉄筋コンクリート(以下RCという)、はりは純鉄骨(以下Sという)で構成される混合構造の建物が建設されるようになってきた。軸方向力にコンクリートが有利であるという構造上の利点から柱をRCとし、軽量化、大スパン化を図るためにはりをSとする構造は、省力化及びプレハブ化などが図られ、建築生産・施工における社会的要求に答えることができる。このような異種構造部材で構成される構造システムの成否は、柱はり接合部の応力伝達に支障のないディテールの開発にある。 本研究は、長尺の高力ボルトを用いたエンドプレート引張接合によるディテールの性能について検討する。 5.結論 1)長締め高力ボルト引張接合によるト字形部分骨組の弾塑性挙動に関して、エンドプレート締め付け力の差は初期剛性、曲げ耐力発揮時の変形、残留変形等に影響を及ぼすことが確認された。また、何れの試験体でもR=0.05rad.に至っても耐力低下は生じなかった。本実験の範囲では、σp=42.4kgf/cm2の試験体で最も良好な履歴特性が得られた。 2)長締め高力ボルト引張接合による接合部のせん断耐力に関して、各試験体柱崩壊型になったため明確ではないが、本ディテールの場合、実験から逆算して求められるコンクリートパネルの終局平均せん断応力度はコンクリートの圧縮強度の最低35％は確保できる。 |
| PDFファイル名 | 016-01-2207.pdf |