種別 | 報告 |
主題 | 小型埋設センサーによる鉄筋腐食モニタリング |
副題 | |
筆頭著者 | 下澤和幸(日本建築総合試験所) |
連名者1 | 田村博(日本建築総合試験所) |
連名者2 | 森山勝(日本建築総合試験所) |
連名者3 | |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 16 |
号 | 1 |
先頭ページ | 793 |
末尾ページ | 798 |
年度 | 1994 |
要旨 | 1.はじめに 三つの電気化学的特性値(自然電位・分極抵抗・液抵抗)を測定して、コンクリート中の鉄筋の腐食状態を推定する際、鉄筋のごく近傍に参照電極・対極を埋設することで測定値に及ぼすかぶりコンクリートの影響を最小限に止め、また両電極には耐久的な貴金属材料を用いて、長期に継続して高精度な測定を可能とする手法として、偽参照電極使用埋設二極プローブによる手法を検討している。本報告は、同手法の実用化を計るため考案した、小型埋設センサーによる鉄筋腐食モニタリング実験結果の一部を述べたものである。 4.まとめ 今回の実験により、鉄筋のごく近傍に埋設したミニセンサーで、かぶりコンクリートの影響がほとんどない電気化学的特性値を得ることができ、鉄筋腐食モニタリングの精度を高められることが明らかとなった。今後さらに、既存コンクリート構造物へのミニセンサー後埋め工法を含めて検討を深め、信頼性の高い鉄筋腐食モニタリングを確立させたい。 |
PDFファイル名 | 016-02-1131.pdf |