種別 論文
主題 振動締固めによるコンクリートの内部組成と力学的性質の変動について
副題
筆頭著者 加賀谷誠(秋田大学)
連名者1 徳田弘(秋田大学)
連名者2 川上洵(秋田大学)
連名者3  
連名者4  
連名者5  
キーワード
2
先頭ページ 105
末尾ページ 108
年度 1980
要旨 1 まえがき
 構造物の設計に用いられるコンクリートの諸強度や諸力学的性質は標準供試体を用いて測定されているが、その前提には標準供託体と構造物全体のコンクリートの組成が示方配合のそれと等しく均質であるということが仮定されている。しかし、構造物の複雑化や、締囲め程度の判定は目視によるためその基準があいまいであることなどから前述の仮定が満足されない場合が多いと思われる。特に、コンクリート内部に間隙を生じさせないため必要以上に過剰な振動締固めが行なわれているようである。このようなくい違いが構造物の安全性や耐久性などに与える影響は大きいと考えられるので、これを事前に予知する必要がある。本研究は、過剰な振動を与えて材料分離を生じさせた柱状供試体の組成分布とこれに対応する強度分布の変動現象を配合条件および施工条件を変えた実験により再現し、さらに、これと標準供試体内の組成および強度を比較してその結果について考察を加えたものである。
4 まとめ
 スランプおよびW/Cが大きく、また、締固め時間を長くしたコンクリートほど材料分離程度が著しく、その結果、供試体各部のW/C、s/a、単位水量、単位セメント量、単位細骨材量は下部から上部にかけて増加し、単位粗骨材量、単位容積重量および砂のF.M、は下部から上部にかけて減少する。また、このように材料分離を生じた供試体では上部の圧縮強度が下部のそれより低下し、分離傾向が著しくなれば供試体全体にわたって標準供試体の圧縮強度より低下することが認められた。材料分離によって生ずるコンクリート各部におけるW/Cおよび単位容積重量の変化率と圧縮強度の変化率との間にはある程度の相関性が認められる。
PDFファイル名 002-01-0027.pdf


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