| 種別 | 論文 |
| 主題 | 鉄筋コンクリート造T形はりのせん断耐力に関する実験研究 |
| 副題 | |
| 筆頭著者 | 松崎育弘（東京理科大学工学部） |
| 連名者1 | 星野克征（東芝原子力事業本部） |
| 連名者2 | 坂本浩孝（東京理科大学大学院） |
| 連名者3 | 山本泰宏（東京理科大学大学院） |
| 連名者4 | |
| 連名者5 | |
| キーワード | |
| 巻 | 6 |
| 号 | 0 |
| 先頭ページ | 489 |
| 末尾ページ | 492 |
| 年度 | 1984 |
| 要旨 | 1.はじめに 通常、鉄筋コンクリート造はり部材は、長方形断面ではなく床スラブの付いたT形断面である。しかし、せん断耐力は、はり部材をスラブを無視した長方形断面とし、大野・荒川博士により提案された実験式を用いて評価されているのが現状である。 そこで、鉄筋コンクリート造T形はり部材のスラブ部のせん断耐力に及ぼすに影響ついては、はり部材を床スラブを考慮したT形断面で評価しようとして、大久保、狩野、R.N.Swamy、Placas＆Reganらによる報告がなされている。しかし、その実験方法や実験結果も様々であり、T型はりとしての評価方法は、まだ確率されるに至っていない。 そこで、本研究では、主にT形はりスラブ部のはね出し幅と厚さに着目し、それらがT形はりのせん断耐力にどの様な影響を及ぼすかということを把握する目的で、長方形はり及びT形はりのせん断実験を行い、破壊性状・変形性状・せん断耐力等を比較検討してゆくこととした。 4.まとめ 本実験の結果では、Pw＝0試験体は、破壊性状・最大耐力にスラブの影響の見られた試験体もあったが、ほとんどの試験体は、スラブの影響は見られず、特に、せん断補強筋量が多くなるに従ってT形はりの長方形はりに対する耐力上昇は小さくなる傾向にあった。 |
| PDFファイル名 | 006-01-0123.pdf |