種別 | 論文 |
主題 | 防錆剤を使用したコンクリートの対凍害性に関する検討 |
副題 | |
筆頭著者 | 田畑雅幸(北海道大学) |
連名者1 | 洪悦郎(北海道大学) |
連名者2 | 鎌田英治(北海道大学) |
連名者3 | |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 1 |
号 | 0 |
先頭ページ | 37 |
末尾ページ | 40 |
年度 | 1979 |
要旨 | 1.はじめに 河川産骨材の枯渇に伴って、海砂の使用量が急増している。特に北海道は海砂の使用実績が早く、海砂を使用せざるを得ない現況となっており、コンクリート中の鉄筋の腐食およびその防止は重要な問題である。また、寒冷地域の構造物は、凍結融解に対する抵抗性も備えている必要があり、これらを兼ね備えた性能が要求される。 本報告は、防錆剤を添加した場合の耐凍害性を検討する目的で行った室内における凍結融解試験と、札幌市における2年間の暴露試験の結果である。 5.まとめ 1)防錆剤の添加による耐凍害性への悪影響は少なく、無添加のコンクリートと同様に取り扱える。 2)海水を練り混ぜ水および凍結融解水としたコンクリートでは、試験体の表層剥離が著しく促進される。 3)暴露後2年を経過中の試験体では、促進凍結融解試験で得られた劣化状況はみられていない。 |
PDFファイル名 | 001-01-0010.pdf |