| 種別 | 論文 |
| 主題 | エポキシ樹脂塗装鉄筋の利用に関する基礎的研究 |
| 副題 | |
| 筆頭著者 | 片脇清（建設省土木研究所） |
| 連名者1 | 守屋進（建設省土木研究所） |
| 連名者2 | 深田幾夫（建設省土木研究所） |
| 連名者3 | |
| 連名者4 | |
| 連名者5 | |
| キーワード | |
| 巻 | 1 |
| 号 | 0 |
| 先頭ページ | 49 |
| 末尾ページ | 52 |
| 年度 | 1979 |
| 要旨 | 1.はじめに 海域における鉄筋コンクリート構造物への防食方法のひとつとして、鉄筋に食質の樹脂塗装を施しコンクリート中に浸透する塩分から鉄筋を保護する方法が考えられる。この方法によればコンクリートにひびわれがある場合にも、防食効果が期待できる。そこで、耐アルカリ性に優れた樹脂(エポキシ樹脂)塗料を用いた、塗装仕様が各々異なる塗装鉄筋について、室内実験および長期の海上暴露試験などの一連の試験調査を経て、その実用性を把握する研究を計画した。本報告は、暴露試験に先立ち、塗装鉄筋の基本的性質を知るために行なった室内実験結果の一部をとりまとめたものである。 5.まとめ 海洋環境下の鉄筋コンクリートの防食に利用する目的で、新しい塗料を含めて試作した塗装鉄筋について、その耐食性および力学的性質などを、室内的に評価した。 (i)塗装鉄筋には、塗装膜厚が厚くなれば、その耐食性は高まるが、逆に加工性やコンクリートとの付着強度は低下するという相反する傾向がある。しかし、塗料の種類、下地処理、膜厚を適切に選択することによって、望ましい性質をもった塗装鉄筋を製作できることが確かめられた。 (ii)海上の厳しい腐食現境(スプラッシュゾーン)条件を想定した腐食促進試験は、これまでの方法より腐食促進度が高いが、この場合にも、数種類の塗装鉄筋は、優れた耐食性を示した。 |
| PDFファイル名 | 001-01-0013.pdf |