種別 | 論文 |
主題 | コンクリートの硬化過程における圧縮強度・変形に及ぼす載荷速度依存性 |
副題 | |
筆頭著者 | 小野博宜(中部工大) |
連名者1 | 大岸佐吉(名古屋工大) |
連名者2 | |
連名者3 | |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 1 |
号 | 0 |
先頭ページ | 73 |
末尾ページ | 76 |
年度 | 1979 |
要旨 | まえがき すべての材料の力学的諸性質(強度、弾性率、変形等)が荷重速度の影響をうけることは広く知られている。コンクリート構造物においても、衝撃的荷重、地震のような低周期荷重、クリープ荷重等、短時間載荷から長時間載荷に亘る広い時間帯域についての挙動を解明する必要から、古来コンクリートの載荷速度依存に関する研究が行われている。短時間領域を対象に勝田、D.watstein、竹田らの研究が、中時間領域を対象に、畑野、P.G.Jones、奥島・小阪、著者の研究がみられる。本研究はコンクリートの圧縮強度とひずみの載荷速度に対する依存性を、若材令(1.3.7.28日)を対象としたことと、超低速を対象にした2点に特徴がある。 4.結論 コンクリートは材令の如何を問わず高速載荷ほど圧縮強度が増大し、強度における最大ひずみmaxεは低速載荷ほど増大するのは従来の知見と同じであるが、高強度(高材令)なコンクリートの最大ひずみmaxεは、殆ど応力速度の影響をうけず、又若材令の弱強度コンクリートほど強度な応力速度の影響をうけないことを見出したことが本研究の成果である。 |
PDFファイル名 | 001-01-0019.pdf |