種別 論文
主題 フレッシュコンクリートの流動性と骨材性質との関係について
副題 骨材性質とコンクリートの流動性
筆頭著者 藤倉徴(摂南大学工学部)
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キーワード
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先頭ページ 105
末尾ページ 108
年度 1979
要旨 1.まえがき
 コンクリートは、骨材と水・結合材とから構成される複合材料であり、その性質は構成材の性質に左右される部分が大きい。骨材は粒径により細粗骨材に分類され、細骨材と水・結合材の構成部分すなわちモルタル部分が一定であれば、コンクリートは大きく考えるとモルタルと粗骨材からなると考えることができる。リースの水量一定説では、細粗骨材比が一定のコンクリートで単位水量が一定であれば実用的な範囲において単位セメント量が変化してもスランプはほぼ一定であるとされ、コンシステンシーが主として単位水量によってほぼ定まる性質であることは周知のとおりである。しかしモルタル性質が同じでも粗骨材の粒度によっては、コンクリートのスランプに変化があることも事実である。
 粗骨材粒度と実績率・空げき率がプレパックドコンクリートの諸性質におよぼす影響について、2〜3点を明らかにし、細骨材粒度と最大密度およびモルタルのフローとの関係についてもかなりの部分が判明している。
 本報告は、普通コンクリートにおいてモルタル諸条件が一定であるとき、粗骨材粒度がフレッシュコンクリートのスランプにおよぼす影響について検討したものである。
5.あとがき
 粗骨材粒度とスランプとの関係を従来の空隙率や表面積との関係で示すより、平均間隙量の大きさによって関係づけることが有意義であることをのべた。
PDFファイル名 001-01-0027.pdf


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