種別 論文
主題 水砕砂の製造方法と使用上の特徴について
副題
筆頭著者 田代恭一(神戸製鋼所)
連名者1 山崎友二(神戸製鋼所)
連名者2 吉川勇一(神戸製鋼所)
連名者3  
連名者4  
連名者5  
キーワード
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先頭ページ 181
末尾ページ 184
年度 1979
要旨 まえがき
コンクリートは土木建築の建設資材として重要な基礎資材の一つであり、我が国で大量に併用され、その量は年間約8億トンと推定される。コンクリートに使用される細骨材のうち河川砂、山砂等は環境保全からの採取規制により最近深刻な事態を迎え、特に関西地方では、海砂使用による塩分規制等が相まって、多くの制約が生れつつある。これらの状況を背景として、現在鉄鋼業界を挙げて、コンクリート用水砕スラグ細骨材(以下水砕砂と言う。)として、利用すべく研究開発を進め、官界および土木建築両学会、建設業界の、指導と協力を得て昭和52年度、建設省建設技術研究補助金研究として、コンクリート用水砕スラグ細骨材の使用規準案、建築学会では水砕スラグ細骨材を用いたコンクリートの施工指針案、同解説を作成中である。
水砕砂は高炉水砕スラグを粒調したものであるがその場合、高炉から排出される溶融スラグに直接圧力水を噴射させて水砕を製造する「炉前方式」と一度溶融スラグを鍋に受さいし、処理場に運搬した後、水砕を製造する「炉外方式」とに大別される。
当社では神戸製鉄所に月間25000トンの水砕製造プラントを建設し、昭和53年5月より本格的な稼動に入った。水砕砂を正しく理解して戴くため以下、高炉水砕砂の製造方法と使用上の特徴について報告する。
PDFファイル名 001-01-0046.pdf


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