種別 論文
主題 コンクリート用水砕スラグ細骨材の使用規準作成に関する研究
副題
筆頭著者 岸谷孝一(東京大学工学部)
連名者1 友沢史紀(建設省建築研究所)
連名者2 沼田晋一(新日本製鉄株式会社)
連名者3  
連名者4  
連名者5  
キーワード
1
0
先頭ページ 213
末尾ページ 216
年度 1979
要旨 1.はじめに
 現在、コンクリート用細骨材としては、良質の川砂が資源的に払底し、山砂、海砂等が多用されている。これらの細骨材には、泥分・有機不純物あるいは海水中の塩分が含まれているとか、石質の悪いものが多いなど品質上種々の問題があり、コンクリートの品質信頼性にも大きな影響を及ぼしていることが指摘されている。このため、新しい、品質の良い細骨材の開発が保たれているところであるが、その一つとして水砕スラグ細骨材の適正利用を促進することは、単にスラグの有効利用という面からのみならず、構造用コンクリートの品質確保の面からも非常に有益である。
 高炉スラグのコンクリート用骨材への利用研究は、すでに昭和49年度から51年度にかけて、日本鉄鋼連盟の委託により、財団法人建材試験センターにおいて「コンクリート用高炉スラグ骨材の標準化に関する研究」として行なわれたが、その中で水砕スラグ細骨材についても、その品質基準、使用規準作成のための研究がなされ、その成果は、「コンクリート用高炉スラグ砕砂JIS案」、「高炉スラグ砕砂コンクリート施工マニュアル(案)」として報告された。
 しかし、当時はコンクリート用骨材としての安定した品質の水砕スラグの製造技術に改善の余地があり、各製鉄所の対応も十分でなく、また構造用コンクリートに用いる骨材として一般に使用するためには、コンクリートの耐久性、施工性、構造性能、取扱い方法など検討を要する課題が多く残されていた。そこで、各高炉メーカーでは、上記の建材試験センターにおける研究に平行して、硬質水砕スラグの製造技術の確立とコンクリート用骨材としての性能の把握についての実験、研究を続けてきたのであるが、コンクリート用細骨材として十分使用可能と考えられる硬質の水砕スラグが安定的に得られる見通しがついてきたので、上記の残された問題について広範な研究を行うことにした。
 本研究は、昭和52年度建設省建設技術研究補助金研究の要望課題である「コンクリート用水砕スラグ細骨材の使用規準作成に関する研究」に対して日本鉄鋼連盟が同補助金の交付を受け、連盟内に4つの研究部会からなる研究委員会を設けて、昭和52年6月〜53年3月にかけて行ったものである。研究内容は、次項に示すように、多岐にわたり、その成果はすでに報告書としてまとめられているが、その概要をここに紹介することとした。なお研究組織は、末尾に示すとおりである。
PDFファイル名 001-01-0054.pdf


検索結果へ戻る】 【検索画面へ戻る