種別 | 論文 |
主題 | 人工軽量コンクリートのポンプ圧送性に関する実験研究 |
副題 | |
筆頭著者 | 和美広喜(鹿島建設技研) |
連名者1 | 柿崎正義(鹿島建設技研) |
連名者2 | 柚原治美(住友金属鉱山) |
連名者3 | |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 1 |
号 | 0 |
先頭ページ | 237 |
末尾ページ | 240 |
年度 | 1979 |
要旨 | Iはじめに 最近の建築工事における現場内のコンクリートの運搬手段は、極一部の建物を除いて、ほとんどがコンクリートポンプ工法によっている。これにともなって、コンクリートポンプ工法に関する研究も多くあり、普通コンクリートや軟練りの軽量コンクリートの場合には、圧送圧力や圧送によるコンクリートの特性について実験的、理論的に検討され、かなりの精度で圧送限界を推定することが可能となっている。 しかし、近年、軟練りコンクリートの弊害を少なくするために、単位水量の少ない軽量コンクリートの施工が要求されており、種々の実験検討され、実施例もあるが、閉そくや品質変化などに関する問題も多い。 また、最近では、これらの問題を解決するために、流動化軽量コンクリートの圧送実験研究も行われているが、まだ実際の現場への適用例も少ないようである。 従って、本研究は、通常使用されている軽量コンクリート(以下標準コンクリートという)と流動化軽量コンクリート(以下流動化コンクリートという)の水平圧送実験により、圧送性および圧送によるコンクリートの品質について検討し、単位水量の少ない軽量コンクリートのポンプ圧送の可能性を究明するものである。 IVむすび 軽量コンクリートのポンプ圧送性および圧送によるコンクリートの品質は、混和剤の種類、調合(特に単位水量の多少)によって複雑に変化する。今回の実験において、圧送性に関しては、これらの影響についてある程度明らかとなったが、圧送によるコンクリートの品質に関しては、不十分な点が多くあり、今後更に検討を進める予定である。 |
PDFファイル名 | 001-01-0060.pdf |