種別 | 論文 |
主題 | 減圧注入によるプレパックドコンクリートに関する研究 |
副題 | |
筆頭著者 | 加賀秀治(大成建設) |
連名者1 | 山本康弘(大成建設) |
連名者2 | 伊東靖郎(リブコンエンジニヤリング) |
連名者3 | |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 1 |
号 | 0 |
先頭ページ | 245 |
末尾ページ | 248 |
年度 | 1979 |
要旨 | 1はじめに プレパックドコンクリート工法はこれまで土木構造物のようなマッシィブなコンクリートに施工されてきたが、一般建築構造物の施工やRC部材の製造に使用された例は少ない。この原因としては、部材が小さくなると注入性が悪くなり閉塞しやすい。注入性をよくするために加水量を多くするとブリージングや強度低下が大きくなる。骨材間の残存空隙や未充填個所が生じやすい、加熱養生を行うと表面に空気が集まり、あばたができるなどの事が挙げられる。我々はこれらの問題を解決するため、減圧注入によって残存空気を少なくする技術、および注入モルタルの新しい流動特性値を求めこれにより注入圧を制御する技術を開発した。また、これと併行して注入装置や積層型枠などコンクリートの新しい生産システムを確立した。本報告はこれらのうち、減圧の効果、注入モルタルの流動特性およびこの工法を用いて作ったコンクリートの物性について述べる。 5むすび 以上は「高性能・高品質コンクリートの生産技術に関する一連の研究」における第1段階の報告であり、更に検討すべき多くの点が残されているので、引続き研究を進めている。現在では、分離・ブリージンクが少なく、しかも流動性のよいコンクリートを作る技術が確立されており、蒸気養生で2時間脱型ができるようになった。これらはまた次回に報告する予定である。 |
PDFファイル名 | 001-01-0062.pdf |