| 種別 | 論文 |
| 主題 | 引張異形鉄筋周辺のコンクリートにおける内部ひびわれ |
| 副題 | |
| 筆頭著者 | 後藤幸正（東北大学） |
| 連名者1 | 大塚浩司（東北学院大学） |
| 連名者2 | |
| 連名者3 | |
| 連名者4 | |
| 連名者5 | |
| キーワード | |
| 巻 | 1 |
| 号 | 0 |
| 先頭ページ | 277 |
| 末尾ページ | 280 |
| 年度 | 1979 |
| 要旨 | 1.まえがき 内部ひびわれは、コンクリート部材表面には、一般に、現われないが、異形鉄筋の表面近くに発生するもので、異形鉄筋とコンクリートとの相互の応力伝達の機構、すなわち、付着機構にきわめて重要な役割をなしており、付着破壊の主な原因の一つである縦ひびわれの発生や横ひびわれの内側面形状にも密接に関係していると考えられる。 内部ひびわれの性状に影響を及ぼす因子は種々あるが、ここでは主として異形鉄筋の、表面形状、かぶり、間隔、直径、引張応力度などの影響を両引供試体を用いて実験的に検討した。さらに単鉄筋はり供試体における引張主鉄筋周辺の内部ひびわれの性状を調べた。また、引張鉄筋の定着部の例として、重ね継手の部分や大きいブロックに埋込んで定着した部分における内部ひびわれの性状についても調べた。 4.あとがき 引張異形鉄筋周辺のコンクリートに発生する内部ひびわれの性状に及ぼす種々の要因について実験的に調べた結果を述べ、内部ひびわれの性状を調べることによって、その付近の応力状態をある程度知ることができることから、異形鉄筋とコンクリートとの付着機構を内部ひびわれの面から検討した。なお、せん断力を強く受ける領域の内部ひびわれの性状については、さらに研究する必要があると考えられる。 |
| PDFファイル名 | 001-01-0070.pdf |