種別 | 論文 |
主題 | 高圧縮強度を有するオートクレープ養生コンクリートの開発 |
副題 | |
筆頭著者 | 大濱 嘉彦(日本大学) |
連名者1 | 出村 克宣(日本大学) |
連名者2 | 佐藤 康彦(日本大学) |
連名者3 | 林 志翔(日本大学) |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 10 |
号 | 2 |
先頭ページ | 193 |
末尾ページ | 196 |
年度 | 1988 |
要旨 | はじめに 近年、建築構造物の多様化に伴い、コンクリートの高強度化に対する関心が高まり、それへの各種混和剤(材)の添加による高強度化が試みられている。一般に、高強度コンクリートの利用は、構造部材の断面寸法の低減をもたらし、その軽量化を図ることができる。又、コンクリート高強度化は、コンクリート組織のち密化によるものであり、その結果、コンクリート構造物の耐久性も改善される。本研究では、オートクレープ養生による高強度コンクリートの製造を目的として、骨材の種類、細骨材率、水セメント比、減水剤添加率など配合要因がその圧縮強度に及ぼす影響を検討している。 総括 オートクレープ養生コンクリートの高強度化に当っては、細・粗骨材の種類及びその性質、細骨材率、水セメント比などの配合要因を十分に検討する必要がある。本研究の限りでは、高性能減水剤添加率を4〜8%とし、水セメント比を16〜20%まで低減することによって、1400kgf/cm2以上の高圧縮強度を有するオートクレープ養生コンクリートの製造が可能である。特に、水セメント比20%、高性能減水剤添加率4%とし、安山岩砕石及び砕砂を用いたオートクレープ養生コンクリートの圧縮強度は1740kgf/cm2に達する。 |
PDFファイル名 | 010-01-1034.pdf |