種別 | 論文 |
主題 | PCスラブの押抜きせん断耐力に関する実験的研究 |
副題 | |
筆頭著者 | 石橋 忠良(JR東日本) |
連名者1 | 佐藤 春雄(JR東日本) |
連名者2 | 大庭 光商(JR東日本) |
連名者3 | |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 10 |
号 | 3 |
先頭ページ | 109 |
末尾ページ | 114 |
年度 | 1988 |
要旨 | まえがき PC部材のせん断破壊機構は曲げ破壊とくらべると非常に複雑であり、特にPCスラブの押抜きせん断に関してはいまだ不明の点が多いのが実情である。今回、PCスラブの押抜きせん断耐力について供試体の載荷実験を行なったので、PCスラブの破壊状況ならびに破壊耐力について報告する。 まとめ 軸方向圧縮応力度を10kg/cm2から40kg/cm2まで変化させたPCスラブの押抜きせん断耐力の実験より、次に示す知見が得られた。1)破壊形状、ひびわれ状況は、プレストレス力、鉄筋量にあまり影響されず、RCスラブの場合と似ている。2)破壊面の角度は、30度〜50度にばらつき、プレストレス力の大きさによる傾向は明確でない。3)プレストレス力はせん断耐力の増加に影響を与えるが、ある程度以上(10kg/cm2〜20kg/cm2)の大きさになると、あまりせん断耐力の増加に影響しない。4)プレストレス力による押抜きせん断耐力の増加の程度は、スラブの鉄筋量の小さいものほど増加割合が大きい傾向にある。鉄筋量が増すにつれて押抜きせん断耐力に対するプレストレス力の効果は小さい。 |
PDFファイル名 | 010-01-2020.pdf |