種別 | 論文 |
主題 | RC部材における主筋のダボ作用を考慮した付着特性に関する基礎実験 |
副題 | |
筆頭著者 | 小林 克巳(福井大学) |
連名者1 | 福田 萬(福井大学) |
連名者2 | 竹内 雅人(東京工業大学) |
連名者3 | |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 10 |
号 | 3 |
先頭ページ | 179 |
末尾ページ | 182 |
年度 | 1988 |
要旨 | 目的 主筋の付着性状が復元力特性や破壊性状に大きな影響を及ぼすことが知られており、引抜きあるいは両引き試験などから付着応力度(τ)〜すべり(S)関係を規定して部材解析を行っている場合が多い。はりのせん断破壊時に見られるように、ダボ作用により主筋に沿う割裂きが生じると付着性状は大きく変化すると考えられ、ダボ作用との相関でτ〜S関係を把握する必要がある。本研究では、はり主筋を対象として、引抜きカと同時にダボせん断カを作用させる実験を行い、τ〜S関係に及ぼすダボせん断カの影響を明らかにすることを目的とする。 まとめ ダボ作用を考慮した付着特性は主筋に沿うひび割れ発生の影響を最も大きく受けること、単純に引抜かれるものに比べ第2剛性が大きくなる傾向にあることが分かった。第2剛性の大きさについては、検討の余地はあるが、大まかには、想定ひびわれ面近傍の付着劣化に加え、ダボせん断カによる主筋に沿うひびわれ発生による付着劣化を考えることで、ダボ作用と付着作用の相関はモデル化できると考えられる。 |
PDFファイル名 | 010-01-2033.pdf |