種別 | 論文 |
主題 | 円形補強筋をもつPC鋼材定着部の割裂ひびわれ性状ならびにその耐力 |
副題 | |
筆頭著者 | 鈴木 計夫(大阪大学) |
連名者1 | 中塚 佶(大阪大学) |
連名者2 | 菅田 昌宏 (大阪大学) |
連名者3 | 佐々木仁志(清水建設) |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 10 |
号 | 3 |
先頭ページ | 183 |
末尾ページ | 188 |
年度 | 1988 |
要旨 | まえがき ポストテンション型プレストレスト(鉄筋)コンクリート構造の設計上の1つのポイントであるPC鋼材定着部の設計をより明確に行うためには、定着部の割裂ひびわれ耐力、同ひびわれ幅ならびに破壊耐力などの諸性状を明らかにする必要がある。無補強ならびに円形補強筋を有する補強定着部の破壊耐力については、実用的に十分な精度をもつ推定式を筆者等は提示してきているが、ひびわれ耐力およびそれ以後のひびわれ材性状に関する研究は未だ十分でない。本研究は、円形補強筋を有する補強定着部の割製ひびわれ耐力および同ひびわれ幅性状に及ぼす、補強筋特性、支圧板大きさおよびコンクリート強度の影響を明確にして、ひびわれ耐力ならびに荷重-ひびわれ幅関係などの推定式を誘導しようとしたものである。またそれら推定式の適用性についての検討も行っている。 まとめ 1.定着部のひびわれ耐力(Pcr)は補強筋の有無にかかわらず(1)式および(2)式を用いてほぼ推定できる。(図5〜8参照)2.割裂ひびわれ幅は、定着部側表面ではx=0.8b位置付近で最大となるような、また内部に向かうに従って減少する分布性状を示す。(図9、10参照)3.定着部の荷重-ひびわれ幅(P-w)関係に及ぼす諸要因の影響を調べ、同関係の推定式として(3)式を誘導した。また、同式が実用的に十分な精度を有することを明らかにした。(11〜14参照) |
PDFファイル名 | 010-01-2034.pdf |