種別 | 論文 |
主題 | RBSM法による鉄筋コンクリート壁の耐力評価 |
副題 | |
筆頭著者 | 毛井 崇博(竹中工務店) |
連名者1 | 上田 眞稔(竹中工務店) |
連名者2 | 谷口 元 (竹中工務店) |
連名者3 | |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 10 |
号 | 3 |
先頭ページ | 339 |
末尾ページ | 342 |
年度 | 1988 |
要旨 | まえがき 近年、下界定理を用いて、鉄筋コンクリート壁の最大強度を求めようとする研究が盛んに行われ、強度推定のための各種マクロモデルが提案されているが、上界定理に基づく強度推定の提案はほとんどみあたらない。一方、ミクロモデルである有限要素法による解析も、ひびわれ発生後の構成則がかなり解明され、鉄筋コンクリート耐震壁の強度や変形性状についてかなり良好な結果が得られているが、かなりの計算時間と費用を要し、まだ確立されるに至ってない。本研究は、上界定理に基づく極限解析法としてのRBSM法を用いて、できるだけ簡単に鉄筋コンクリートの耐力を評価するとともに変形性状等についても把握することを目的としている。従って、本論では最初に曲げ支配型の鉄筋コンクリート壁(柱型無、M/QL=2.0)、次に一般的なせん断支配型の壁(柱型有無、M/QL=0.62)について普通の要素分割法(標準モデル)から、ひびわれ進展状況を考慮した実用的なより簡単なモデル(簡易モデル)について、耐力や変形性状の違い等を述べる。 まとめ せん断破壊メカニズムライン角度およびせん断ひびわれや曲げひびわれの進展状況を考慮した簡易モデルによって、鉄筋コンクリート壁の最大強度や力学性状を把握できることがわかった。 |
PDFファイル名 | 010-01-2062.pdf |