種別 | 論文 |
主題 | 繰り返し加力を受ける鉄筋コンクリート短柱のせん断破壊挙動に関する研究 |
副題 | |
筆頭著者 | 田中彌壽雄(早稲田大学) |
連名者1 | 金子雄太郎(西武建設) |
連名者2 | 矢代晴実(早稲田大学) |
連名者3 | 永野正行(鹿島建設) |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 10 |
号 | 3 |
先頭ページ | 595 |
末尾ページ | 600 |
年度 | 1988 |
要旨 | はじめに 鉄筋コンクリート短柱のせん断破壊機構における主筋の付着性状を考えるため、筆者らは既往の研究において主筋の付着を一部除去した供試体について実験研究を行なった。本研究では繰り返し載荷下の挙動特性を考慮した解析モデルを用いて有限要素解析を行ない、主筋の付着状況をパラメーターとして得られた解析結果より、短柱のせん断破壊機構に関し考察を行なった。 まとめ 本研究でDarwin・Pecknold、野口・長沼の有限要素法による解析手法をさらに発展させた解析モデルを考案した。そして鉄筋コンクリート短柱の有限要素解析に適用した結果、一方向載荷下の解析及び正負繰り返し載荷下の解析ともに実験結果との良好な一致を示した。さらにこのモデルを用いて鉄筋コンクリート短柱の主筋の付着を一部除去した供試体の有限要素解析を行ない、得られた結果より鉄筋コンクリート短柱の破壊機構の考察を行なった。この際有限要素解析を鉄筋コンクリート短柱の最大耐力以後の破壊過程を追跡する上で、有効に用いることができた。 |
PDFファイル名 | 010-01-2106.pdf |