種別 | 論文 |
主題 | 横方向鉄筋を有する軸方向鉄筋のダウエル作用における変形性状について |
副題 | |
筆頭著者 | 古内 仁(北海道大学) |
連名者1 | 角田 与史雄(北海道大学) |
連名者2 | |
連名者3 | |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 10 |
号 | 3 |
先頭ページ | 635 |
末尾ページ | 638 |
年度 | 1988 |
要旨 | まえがき 鉄筋コンクリート構造物の耐荷挙動の解析的研究においては、コンクリートおよび鉄筋の非線形性はもとより、鉄筋とコンクリートの共同作用や界面挙動のモデル化も重要な問題である。鉄筋のダウエル作用(ダボ作用)はその問題の一つであり、様々な構造物の局部的現象として発生し、その構造物の挙動を極めて複雑にしている要因となっている。本研究では鉄筋のダウエル作用の力学的モデルを用いて、軸方向鉄筋のダウエル作用に対する横方向鉄筋(スターラップ)の影響による変形性状を調べて検討を行なった。 まとめ (1)軸方向鉄筋のダウエル作用に対するスターラップの影響は、力学モデルにおいて、スターラップを非線形バネとして考慮することによってほぼとらえることができる。(2)ダウエル作用におけるスターラップの変形挙動は、コンクリートに埋め込まれた鉄筋の引抜性状における非線形バネと仮定した場合と比較したが、実際の剛性はスターラップの曲げ変形などのため、これよりかなり低いことがわかった。 |
PDFファイル名 | 010-01-2113.pdf |