種別 | 招待報告 |
主題 | コンクリートブロック舗装の現状と展望 |
副題 | |
筆頭著者 | 福田 正(東北大学) |
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連名者2 | |
連名者3 | |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 10 |
号 | 1 |
先頭ページ | 36 |
末尾ページ | 42 |
年度 | 1988 |
要旨 | はじめに コンクリートブロック舗装は、欧州において80年以上の実績をもっているが、特に西ドイツにおいて従来の矩形ブロックの形状を変形させたインターロッキングブロックが1956年に開発されて以来広く普及した。各国における舗装用コンクリートブロックの生産状況は表-1のとおりである。このインターロッキングブロックは、ブロックの側面のかみ合わせによって構造的に強化されただけでなく、色彩と目地線形によって舗装路面をデザインすることを可能にした。わが国のコンクリートブロック舗装の需要先をみると、このようなコンクリートブロックの修景的効果を利用した、歩行者や軽交通を対象とした舗装が大部分である。しかし舗装工学的にみた場合、コンクリートブロック舗装には従来のコンクリート舗装、アスファルト舗装にない構造的特色がある。そこで本報告では、コンクリートブロック舗装の構造的特色、諸外国の仕様、施工例などを紹介し、わが国におけるコンクリートブロック舗装の新たな分野を展望してみたい。 まとめ 舗装といえばアスファルト舗装、コンクリート舗装が全盛の時代であるが、欧州では舗石道とよばれる天然の小舗石を敷き並べた舗装が、今日でも一般車道に使われている。コンクリートブロックはこの小舗石の代替品として開発されたものであるが、新しい舗装材料としてその特質を生かした多用な用途に使用されている。わが国においても同様の需要が期待されるが、これに対応するためには製造・流通システムの確立、設計マニュアルの整備、機械化による施工の合理化など、今後解決しなければならない問題も数多い。 |
PDFファイル名 | 010-04-0001.pdf |