種別 招待報告
主題 極低温下におけるコンクリートの特性
副題
筆頭著者 三浦 尚(東北大学)
連名者1  
連名者2  
連名者3  
連名者4  
連名者5  
キーワード
10
1
先頭ページ 69
末尾ページ 76
年度 1988
要旨 まえがき
コンクリートは極低温下においても構造材として優れた性能を持っているため、すでに液化天然ガス(沸点-162℃)等の極低温物質の貯蔵用タンクの材料として数多く用いられている。さらに近年、超伝導材料の研究が進み、液体窒素温度(沸点-196℃)においても安定した超伝導が得られる見通が付いたため、大型の超伝導機器を作ることが考えられている。そして、その場合においてもそれらの機器を入れる大型液体窒素タンクはコンクリートで作られる可能性が大きい。一方、コンクリートは極低温に冷却された場合、種々の点で常温の時と違った性質を現す。したがって、コンクリ−トをこのような環境下で使用する場合には、あらかじめ極低温下におけるコンクリ−トの特性を十分理解しておかなければならない。本報告は、筆者が行なってきた極低温下におけるコンクリートや鉄筋コンクリートの特性を調べる研究の内、主としてコンクリートの強度、温度変化による劣化、及び、コンクリートのひび割れ発生時に起きる衝撃が鉄筋に及ぼす影響について述べることとする。
PDFファイル名 010-04-0005.pdf


検索結果へ戻る】 【検索画面へ戻る