種別 | 論文 |
主題 | 若材令コンクリートの変形挙動に関する基礎的研究 |
副題 | |
筆頭著者 | 井上健(名古屋大学) |
連名者1 | 田辺忠顕 (名古屋大学) |
連名者2 | |
連名者3 | |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 11 |
号 | 1 |
先頭ページ | 235 |
末尾ページ | 240 |
年度 | 1989 |
要旨 | はじめに コンクリート構造物の温度応力解析を行うには、コンクリートの諸物性を合理的に評価する必要がある。硬化後のコンクリートの諸物性に関する研究は、近年、大きな進歩を見せているが、一方、若材令コンクリートの諸物性に関する研究は、今までわずかな数の研究しか報告されておらず、極めて不十分な状態にある。そこで、本研究は、温度応力解析において特に重要となる若材令コンクリートを弾性体の骨材と弾粘塑性体としてセメントペースト部分にわけ、セメントペースト部分にDrucker-Pragerの降伏条件を導入して、Contri L..らが提案した解法により、多層不均質構造物質モデルとして、有限要素法解析を試みるものである。 結論 本研究では、水和反応が急激な速度で進行中の若材令コンクリートの応力−ひずみ関係を、弾塑性多孔質材料としてモデル化し、それらの各種パラメーターの検討を行った。実験も少なくはっきりした結果は、得られていないが、水和速度とこれらのパラメーターとを関連づけることができれば、有望な数学モデルになり得ると思われた。 |
PDFファイル名 | 011-01-1038.pdf |