種別 | 論文 |
主題 | PC鋼棒の応力と超音波伝播特性の関係 |
副題 | |
筆頭著者 | 津島聰(船舶技術研究所) |
連名者1 | 吹上紀夫 (船舶技術研究所) |
連名者2 | |
連名者3 | |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 11 |
号 | 1 |
先頭ページ | 327 |
末尾ページ | 330 |
年度 | 1989 |
要旨 | まえがき ハイブリッド海洋構造物は、構造的強度を向上させるために、プレストレストコンクリート(PC)にすることが望ましい。有効プレストレス力は、PC鋼棒の応力緩和、コンクリートの収縮、クリープなどにより減少していくことが想定される。このため、構造物の信頼性を向上させるために、PC鋼棒の緊張力を監視する手段が必要である。本報では、この手段として超音波を使った二つの非破壊検査法を試みた。第一は、縦波を使って緊張力と超音波減衰率との関係から緊張力を推定する方法であり、第二は緊張力と表面波速度との関係から緊張力を推定する方法である。以下、応力推定の可能性を検討した結果について報告する。 あとがき 1)縦波超音波の相対減衰率によるPC鋼棒のD種及びSS41の応力は初期状態のエコー高さを測定しておくことにより推定可能である。B種及びS45Cについては5MHzの探触子では難しく、もっと高い周波数の超音波を使う必要がある。 2)表面波速度の変化によるPC鋼棒のD種の応力は推定可能であるが、PC鋼棒B種、S45C、SS41のように減少率の小さい鋼棒については市販の超音波探傷器により簡便に測定することは精度的に難しく、伝播時間の変化量を更に精度良く測定する必要がある。 |
PDFファイル名 | 011-01-1054.pdf |