種別 論文
主題 梁のせん断ひびわれ
副題
筆頭著者 寺島善宏 (東京都立大学大学院)
連名者1 杉本優(日興証券)
連名者2 長嶋文雄 (東京都立大学工学部)
連名者3 山崎淳(東京都立大学工学部)
連名者4  
連名者5  
キーワード
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先頭ページ 423
末尾ページ 428
年度 1989
要旨 まえがき
ひびわれの進展を数値解析によって追跡しようとする際、進展の基準に対する定説は確立されていないようである。更に、せん断力および曲げモーメントの変化する応力場のひびわれ進展を間題とするときには研究の余地は多いと思われる。そこで、本報告では、単純支持された梁に2点集中荷重が載荷された状態を想定し、せん断スパン中央付近から発生した斜めひびわれの進展を数値解析によって追跡することを試みる。
結論
6.1ひびわれを進展させた結果、応力拡大係数Kの符合が逆転した時にはその時のひびわれ増加長さが適切であるかどうかを確認するために、ひびわれ増加長さを変化させて解析を行う必要があることが分かった。6.2斜めひびわれ発生当初では、変形様式は線形弾性破壊力学における引張型であるのに対し、斜めひび割れが進展するに従って引張型とせん断型の混合様式(Mixed Mode)の変形様式になることが分かった。6.3ひびわれによって鉄筋の付着が切れることは、ひび割れの進展方向を大きく左右することが分かった。したがって、ひび割れの進展を追跡する際には付着の切れることによる正しく盛り込まなければならないと思われる。
PDFファイル名 011-01-2070.pdf


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