| 種別 | 論文 |
| 主題 | RC外部柱梁接合部のせん断抵抗性状に及ぼす接合部補強筋等の影響 |
| 副題 | |
| 筆頭著者 | 城攻 （北海道大学工学部） |
| 連名者1 | 後藤康明 （北海道大学工学部） |
| 連名者2 | 柴田拓二 （北海道大学工学部） |
| 連名者3 | |
| 連名者4 | |
| 連名者5 | |
| キーワード | |
| 巻 | 11 |
| 号 | 2 |
| 先頭ページ | 537 |
| 末尾ページ | 542 |
| 年度 | 1989 |
| 要旨 | 外部柱梁接合部に隣接する部材端の曲げ耐力を発揮させるためには接合部のせん断破壊や定着破壊を防止する必要がある、角らは、主として梁降伏後の変形に伴う接合部せん断抵抗性状について接合部内縦横補強筋量及び柱軸力との関係を検討している。しかし、隣接部材の降伏によって接合部入力せん断力が制限されることのないように配慮して、接合部が発揮しうるせん断耐力を明確にしか研究は必ずしも多くはない。本研究では梁筋をU字形定着しているト形外部梓柱梁接合部を対象として、接合部内横補強筋量とその補強位置、縦補強筋量及び柱軸力比が接合部パネルの耐力、変形等に及ぼす影響を実験的に検討し、合理的設計法の確立のための基礎的資料を得ようとするものである。 結語 RC外部柱梁接合部において、梁柱の降伏前に接合部破壊を生ずるよう計画した試験体を用いた繰り返し加力実験を行い以下の結果を得た。接合部最大耐力は縦補強筋量と横補強筋董との合計値と直線関係にある。変形に与える影響のうち、横補強筋はパネルの斜め亀裂発生後の剛性増大に有効であり、縦横両方向にバランスよく配筋すると亀裂分散効果がより向上する。同量の補強量であれば接合部水平断面内の梁幅相当位置に集中して配筋するよりも、外周に帯筋配置する方が耐力及びパネル剛性の増大に優れている。柱軸力の増大はパネルせん断変形を小さくし、せん断初亀裂耐力を増大させるが、最大耐力ヘの影響は少なく、逆に最大耐力が低下することもある。 |
| PDFファイル名 | 011-01-2090.pdf |