種別 | 論文 |
主題 | 線材モデルによるRC耐震壁の荷重−変形関係解析 |
副題 | |
筆頭著者 | 鈴木紀雄 (鹿島建設小堀研究室) |
連名者1 | 井上範夫 (鹿島建設技術研究所) |
連名者2 | |
連名者3 | |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 11 |
号 | 2 |
先頭ページ | 555 |
末尾ページ | 560 |
年度 | 1989 |
要旨 | はじめに 鉄筋コンクリート造耐震壁の最大耐力に関する理論的研究は、近年急速な進歩を遂げ、実際の設計法にもそれらの成果が取り入れられている。これに対し、変形に関する理論的研究はまだ数も少なく、始まったばかりと言って良い状態である。筆者らは、これまでに、最大耐力までの変形を計算する簡単な線材モデルについて報告した。今回は、これを発展させて、最大耐力以降の耐力低下域まで含めた荷重−変形関係を計算するモデルについて報告する。 まとめ 単純な線材モデルにより、耐震壁の荷重−変形関係を解析的に求めることを試みた。このモデルは、線材の大きさや位置を決定するのに、最大耐力を求めるためのマクロモデルの解析結果を利用する点に特徴がある。このモデルによると、耐震壁の耐力、耐力までの変形、破壊モード、曲げとせん断の変形成分を良い精度でとらえることができた。また、最大耐力以後のモデルに横筋の効果を考えることにより、かなりの数の試験体で最大耐力以降の荷重−変形関係もとらえることができた。ただし、この横筋のモデル化は便宜的なものであり、今後の検討が必要である。 |
PDFファイル名 | 011-01-2093.pdf |