種別 | 論文 |
主題 | 壁式プレキャスト構造の水平接合部の復元力特性 |
副題 | |
筆頭著者 | 望月重(武蔵工業大学工学部) |
連名者1 | 井口雅章 (武蔵工業大学大学院) |
連名者2 | |
連名者3 | |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 11 |
号 | 2 |
先頭ページ | 591 |
末尾ページ | 596 |
年度 | 1989 |
要旨 | はじめに 壁式プレキャスト鉄筋コンクリート構造(以下PCa造と呼ぶ)の靱性設計に当たって最も重要なことは、水平接合部の復元力特性である。本研究は接合筋断面積、敷モルタル圧縮強度、敷モルタル厚さなどをパラメーターとしたS型加力の正負繰り返し実験による29体の結果から、PCa造水平接合部の復元力特性を求め、さらにモデル化を試みたものである。 結論 1)プレキャスト水平接合部の復元力特性は垂直応力、接合筋比、接合部面積、敷モルタル圧縮強度、目地厚の影響を受ける。その中でも垂直応力、接合筋比、目地厚が復元力特性に及ぼす影響は大きい。2)接合部目地厚30mmの試験体の最大せん断応力は、同接合筋比および同敷モルタル圧縮強度で接合部目地厚15mm試験体の最大せん断応力の約70%の値となった。しかしずれ変位2mm以上になると15mm試験体と比べてその耐力の差は認められない。3)PCa造水平接合部の最大せん断応力の算定式として、接合部目地厚15mmのとき鉛直接合部に準じた式が提案できる。 |
PDFファイル名 | 011-01-2099.pdf |