種別 | 論文 |
主題 | プリズム強度によるメーソンリーの品質管理方法 |
副題 | |
筆頭著者 | 千歩修 (建設省建築研究所) |
連名者1 | 馬場明生(建設省建築研究所) |
連名者2 | |
連名者3 | |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 11 |
号 | 2 |
先頭ページ | 621 |
末尾ページ | 624 |
年度 | 1989 |
要旨 | はじめに 昭和59度から行われている「組積造に関する日米共同大型耐震実験研究」のなかで、新しい組積造(RM構造)が開発されている。この構造は、高品質のユニットを用い、5階建までの建築物(中眉RM構造)の設計を可能にするもので、施工方法、品質管理方法などにおいても多くの新しい技術が取り入れられている。特に、構造設計の基本となるRM組積体の圧縮強度は、ユニットを目地モルタルで組積し、グラウトを充填したプリズムの圧縮強度(プリズム強度)で管理することを原則としている。しかしながら、このプリズム試験は、試験体が大きくなること、大きな容量の圧縮試験機が必要なこと、試験に熟練が必要なことなどがあり、すべての現場でプリズム試験を行うことは合理的でない。ここでは、使用材料を限定し、この限定された条件におけるプリズム強度の推定方法およびRM組積体の設計基準強度と建物規模によるプリズム強度の管理方法を提案し、既往実験データを用いて、この方法の適用性を示した。 まとめ (1)新しい組積造(RM構造)の使用材料の規定、プリズム試験方法およびRM組積体の強度管理の方法を提案し、その概要を説明した。(2)既往の実験データを用い、プリズム強度の管理方法としてプリズム強度の予測式による方法(2級)とユニットとグラウトの組み合わせによる方法(3級)の適用性を示した。 |
PDFファイル名 | 011-01-2104.pdf |