種別 | 報告 |
主題 | モルタルバー試験における膨張率の変動に関する検討 |
副題 | |
筆頭著者 | 森野奎二 (愛知工業大学 ) |
連名者1 | 後藤鉱蔵 (愛知工業大学 ) |
連名者2 | 吉本明史 (愛知工業大学 ) |
連名者3 | |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 11 |
号 | 1 |
先頭ページ | 123 |
末尾ページ | 128 |
年度 | 1989 |
要旨 | はじめに 骨材のアルカリ反応性は、岩石学的手法や化学法、その他種々の判定方法によって検討されるが、最終的にはモルタルバー膨張率によって決定されている。しかし、その膨張率は多くの要因によって変動する。それらには、岩種やアルカリ量といった本質的な要因の他に、供試体の寸法や貯蔵方法といった技術的な要因もあり、骨材の判定が後者によって左右される場合も少なくない。本報告は、モルタルバーの膨張率(JISの方法)が貯蔵容器の内部構造によってどの程度異なるか、また同じ条件で作製・養生したモルタルバーの膨張率のばらつき状態について検討したものである。 まとめ モルタルバー貯蔵容器の内部構造によって膨張率が異なるので、容器内での供試体の保存方法には、細心の注意を払わなければならない。供試体を湿ったガーゼ、布等で巻いてビニール袋等に密閉して養生しない場合は、供試体間の空間を少なくする必要がある。また、供試体間の空間が大きい場合、間仕切り壁の材質は吸湿性の高いものを使う必要がある。 |
PDFファイル名 | 011-02-1018.pdf |