種別 | 報告 |
主題 | 気象因子とコンクリート中に蓄積された塩分量との関連について |
副題 | |
筆頭著者 | 角徹三(豊橋技術科学大学) |
連名者1 | 安達極(大成建設) |
連名者2 | |
連名者3 | |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 11 |
号 | 1 |
先頭ページ | 609 |
末尾ページ | 614 |
年度 | 1989 |
要旨 | はじめに 塩害環境下におけるRC部材の屋外暴露試験の一環として、昭和62年5月より暴露試験地に飛来する塩分量の採取・測定を行っている。そこで、この飛来塩分が気象因子とどの様に関連し、塩分量として採取されるのかについて主として考察した。また、採取塩分量のどの程度が、コンクリート中に蓄積されるのかについても検討した。 まとめ 以上の実測および推定結果をまとめると、以下の通りである。 1.飛来塩分量の採取において、ガーゼ法は、採取期間が1週間程度と短いのならば、タンク法と同等以上の正確な塩分量の把握ができる。 2.採取塩分量は、気象因子と関連性があり、タンク法については(1)式、ガーゼ法については(2)式により採取塩分量の推定が可能である。 3.風速は、その風向にかかわらず採取塩分量に影響をおよぼす。その中でも海上を経由する風は、各面における採取塩分量の増加に関係する。一方、海上を経由しない一般風は、減少に関係する。また、降水量は、タンク法における採取塩分量の増加に寄与することがある。 |
PDFファイル名 | 011-02-1102.pdf |