種別 | 報告 |
主題 | プレキャストコンクリート杭の先端キャップ打撃工法 |
副題 | |
筆頭著者 | 石川達夫(佐賀大学) |
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連名者2 | |
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キーワード | |
巻 | 11 |
号 | 1 |
先頭ページ | 651 |
末尾ページ | 654 |
年度 | 1989 |
要旨 | まえがき プレキャストコンクリート抗の打ち込みは、長い間ディーゼルハンマによって行われてきた。このハンマは作業効率の高いこと、打撃による確実な支持力がえられることなど長期間の実績をもっている。しかしながら、近年その騒音、振動、油煙飛散などが社会的問題となり、使用が大幅に制限されるようになった。これに替わる工法として中掘り杭工法、セメントミルク工法などが開発されたが、杭を打撃しないため先端支持力の低下、地下水汚濁、排出物の処理などが問題である。地中の杭の先端を打撃すれば、騒音、振動が低減でき、打撃効率がきわめて向上することが考えられる。本研究では、先端打撃による杭の支持力算定式を提案し、騒音、振動の低減効果を実測、検討した。さらに、ディーゼルハンマによる打ち込み工法と先端打撃工法とをモデル化し、それぞれの工法で打撃した場合の抗および地盤の挙動を有限要素法により解析した。 まとめ 先端打撃工法による騒音、振動の低減は大きく、騒音規制法、振動規制法の規制をクリアできる。これは他の低公害杭打ち工法より優れている。 この工法による施工記録、鉛直載荷試験結果を集め提案式の正当性の検討を行いたい。 |
PDFファイル名 | 011-02-1109.pdf |