種別 | 報告 |
主題 | 鉄筋コンクリート有孔梁のせん断補強に関する実験研究 |
副題 | |
筆頭著者 | 林静雄(東京工業大学工業材料研究所) |
連名者1 | 松崎育弘(東京理科大学工学部) |
連名者2 | 下妻泰(東京工業大学大学院) |
連名者3 | |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 11 |
号 | 2 |
先頭ページ | 87 |
末尾ページ | 90 |
年度 | 1989 |
要旨 | はじめに 本実験は、鉄筋コンクリート造有孔梁に関し、孔周りの新しい補強金物を提案し、それを用いた梁の耐力や靭性、破壊状況等を実験を通して検討することを目的とする。また孔周りの補強筋の歪を測定し、さらに有効な補強方法の可能性を探ろうとしたものである。 結論 補強金物を用いたものは、無補強のものに比べ最大耐力が大きく、補強効果が表れた。特に金物A、Bを2枚ずつ併せ用いたNo.3の終局せん断力は、無孔梁の許容せん断力をこえ、また無補強梁の約1.5倍の耐力を示し、効果が大きかった。孔周り補強筋量が少ないと、孔部対角ひびわれ発生とともに急激に耐力を失う。しかし、単に孔部対角ひびわれに対する補強筋量をある程度以上にしても、孔部接線ひびわれが卓越して破壊し、最大耐力はあまり高くならないので、これを横切る補強筋量を増やせば、さらに有効なせん断補強となるものと考えられ、今後の研究課題としたい。 |
PDFファイル名 | 011-02-2012.pdf |