種別 | 論文 |
主題 | 貧配合ノースランプコンクリートに対する高炉スラグ微粉末の利用に関する研究 |
副題 | |
筆頭著者 | 戸川一夫(和歌山工業高等専門学校) |
連名者1 | 中本純次(和歌山工業高等専門学校) |
連名者2 | |
連名者3 | |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 12 |
号 | 1 |
先頭ページ | 71 |
末尾ページ | 74 |
年度 | 1990 |
要旨 | まえがき 近年、ノースランプコンクリートを振動ローラで転圧締固める工法が開発され、ダムではRCD工法、道路舗装ではRCCP工法と称して、国の内外でその実績がしだいに増加している。本研究はノースランプ貧配合コンクリートの圧縮強度、凍結融解抵抗性および乾燥収縮特性の改善に関して、高炉スラグ微粉末の利用方法を確立しようとするものである。特に本実験は高炉スラグの大量有効利用を目的として高炉スラグ微粉末を細骨材の一部と置換えて強度特性等の改善効果を検討した。 結論 本実験結果を要約すると次のとおりである。1)高炉スラグ微粉末は貧配合コンクリートの細骨材と置換えることによって、その置換率が増加するにしたがってコンクリートの圧縮強度をより増大できることが明らかになった。そして、その傾同は材令が長期になるほど著しくなることがわかった。2)高炉スラグ微粉末を細骨材と置換えると、コンクリートの凍結融解抵抗性を改善できるとともに、乾燥収縮を低減できることがわかった。 |
PDFファイル名 | 012-01-1010.pdf |