種別 | 論文 |
主題 | シリカフュームを混入した高強度コンクリートの品質管理手法に関する研究 |
副題 | |
筆頭著者 | 岩清水隆(竹中工務店技術研究所) |
連名者1 | 吉岡保彦(竹中工務店技術研究所) |
連名者2 | 三井健郎(竹中工務店技術研究所) |
連名者3 | |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 12 |
号 | 1 |
先頭ページ | 123 |
末尾ページ | 128 |
年度 | 1990 |
要旨 | はじめに 近年、RC高層集合往宅等の需要の増加から、コンクリートの設計基準強度は高強度化し、Fc=420〜480kgf/cm2の高強度コンクリートが施工されている。コンクリートの強度はさらに高強度化する傾向を示しており、近い将来、設計基準強度600kgf/cm2以上の高強度コンクリートが施工されることが予想される。しかし、この様な高強度化を実現するためにはシリカフューム等の高強度用混和材の利用が不可欠である。さらに、このような高強度コンクリートを実際に施工するためにはその強度に対応して厳密な品質管理が必要となる。本研究はシリカフューム(SF)を用いた高強度コンクリートの品質管理のうち、コンクリート受け入れ時のSF混入率、水結合材比(W/(C+SF))及び顆粒状シリカフュームを用いた場合の顆粒分解率の早期判定方法に関して基礎的検討を行ったものである。 まとめ 以上SFを混入した高強度コンクリートの品質管理の一つとして、C+SF量、SF混入率、水結合材率の測定方法について、その適用性に関する検討を行った。SFの混入率に関しては顆粒状SFを用いた場合には顆粒が分解していれば十分満足できる精度で判定が可能であることがわかった。また逆にコンクリート中の顆粒状SFの分解状態の判定にも用いることが可能であることがわかった。さらに、水結合材比の測定も高周波加熱装置により水分量を測定することにより精度よく判定が可能であることがわかった。 |
PDFファイル名 | 012-01-1019.pdf |