種別 | 論文 |
主題 | 高強度流動化コンクリートの施工性と工学的特性に関する実験的研究 |
副題 | |
筆頭著者 | 金武漢(韓国忠南大学校工科大学) |
連名者1 | 洪悦郎(関東学院大学工学部) |
連名者2 | 鎌田英治(北海道大学工学部) |
連名者3 | 秀島節治(日曹マスタービルダーズ) |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 12 |
号 | 1 |
先頭ページ | 269 |
末尾ページ | 274 |
年度 | 1990 |
要旨 | まえがき 最近コンクリート構造物の大型化と高層化にともなって、コンクリートに要求される性能も多様化・高度化されて、韓国においても施工性がよい高強度コンクリートの開発は建設産業の新素材開発という側面ばかりでなく建設工事の資源節約及び経費節減など建設経済的効果の増進という側面で時急な問題と登場してくるのである。本研究は高性能滅水剤の強力な減水作用に着目し、まだ固まらないコンクリートの高流動化による施工性の向上並びに高強度領域コンクリートの圧縮強度、引張強度、動弾性係数、静弾性係数及び反発度などの高強度特性と工学的特性について実験的に比較分析してその適用性と実用性を検討したものである。 まとめ 高強度流動化コンクリートの適用性と実用性を検討する為に高強度領域コンクリートの施工性と工学的特性を比較分析した結果を要約すれば次のようになる。1)川砂・川砂利コンクリートではSP剤の添加によって相當な流動化性能の改善と効果をもたらし、コンクリートの施工性と作業性の向上が期待できるが、川砂・砕石コンクリートは相対的に流動化性能の改善が少なくなってコンクリートのコンシステンシーとワーカビリチーの改善という側面でSP剤の種類・添加率、調合条件、骨材要因の影響に關する深度ある研究が必要であると考えられる。2)高強度流動化コンクリートの強度発現は早強化傾向をみせるし、引張強度の圧縮強度に対する比率は普通コンクリートに比べ小さい傾向を示している。また圧縮強度と動弾性係数・静弾性係数・反発度関係などの工学的特性とその適用性を判定するためのもっと深い研究の必要性があると考えられる。 |
PDFファイル名 | 012-01-1045.pdf |